国土交通省天竜川上流河川事務所発注の令和6年度天竜川水系手開沢砂防堰堤補強工事の施工現場にて、「コンクリート施工DX見学会」を開催し、最新のデジタル技術を用いた効率的且つ高品質な施工の取り組みを紹介しました。
↓ その様子が新建新聞と長野日報に掲載されました ↓
現場では3種類の技術を活用しています。
- 生コン運搬の打設を効率化
- AIを活用し品質判定を自動化
- ARを活用し締固め状況を可視化
【ITコンクリート】(日建リース工業)を導入し、運搬や打設に関する情報をクラウド上でリアルタイムに共有することで、作業員への指示が的確且つ迅速になり、管理効率が大幅に改善しました。
【AIスランプトラッカー】(エム・ソフト)を導入し、スマホで撮影した動画からスランプ値を判定し、全車両の品質が即座に判定可能になり、均質で高品質な施工が確保されました。
【AR施工状況管理システム】(イクシス)を導入し、図面データを基に打設範囲をシステム化し、スマホから進捗を常に確認できることで、打設忘れや重複作業を防止し正確な施工管理を実現しました。


デジタル化はコストがかかりますが、その分、省人化や代理人の負担軽減につながり、良質な成果品を提供できます。今後も新しいことに積極的に挑戦していきたいと考えています!